どうして株式会社を作るの?【法人化・法人成り】
世の中にはたくさんの会社がありますね。そのほとんどが株式会社です。
どうしてみんな会社をつくるのでしょうか?
簡単です!節税になるからです!
難しいことは言いません。要はこれだけ。下の2つです!
・株式会社になると法人税で計算します。そして法人税の税率は15%(中小法人で年800万以下)!!
・個人(会社員や個人事業主など)は所得税で計算します。ほどんどの人の所得税の税率は20%(330万超~695万以下)!!
どっちがお得です?見ればわかる通り、株式会社ですよね。
たったこれだけなんです。はい。お終いです(笑)
という訳にもいかないので、ここからは少し難しい話しを書いておきます。気になる人だけ見てください!
所得税の税率は、総合課税の対象となる課税総所得金額に応じて最低5%、最高45%とされています。所得税の計算上、事業による利益が大きくなればなるほど税率が上がる超過累進税率が適用されます。
一方、法人税は、中小法人の場合、所得金額800万円までは15%、超える金額については23%となっています。法人所得金額の大小にかかわらず比例税率が適用されます。
この計算方法の違いが、節税となるゆえんです。
要は、利益が少ないうちは個人事業者として所得税で計算している方が税負担は少なくなり、利益が増加して適用される税率が上がってくると、法人税のほうが税負担は少なくなる仕組みになっています。
利益が少ないうちは法人化しないほうが有利で、利益が増えきたタイミングで法人化するといいと一般的に言われています。
さらに、株式会社にすることによって節税対策の選択肢が大きく増えます。
個人にはないうまみですね!
税率の違いと、豊富な節税対策をつかうことで大きく税金を減らすことができるのです!
弊社では、この個人と株式会社の違いを使って、どういった組織(個人or法人)がいいのか、どういったタイミングで実行すると一番税金が少なくなるのかといった組織設計を専門にしています。
正直、利益が出てからでは遅いです!利益が出る前に相談してください!